ヤマメ(山女)は、サケ・マスの仲間で渓流の魚です。多摩川の上流にもいます。体長30センチくらいになり、パーマークと呼ばれる斑点が特徴です。このヤマメ、中には(主に雌)海に出て大きくなって帰ってくるものもいます。サケのようにです。自然状態にある北海道の川などでは、行動を取る比率が高くなります。大きいものでは、体長が70センチにもなります。昔は、多摩川でも随分取れたようです。
ところが、河川を管理するために河をいじり、ダムや堰を作り、取水のために流れが変わったり、水質が悪化すると、海に出ることが出来ません。サクラマスが戻るには、水源から海まであらためて川を作り変えていかなければならないのです。(参照HP「川の魚たちは今、東京のサーモン」)