北海道の「ゆめぴりか」
一昨年、ほんのわずかの量からスタートして
去年は、それなりの量を仕入れできました。
三方面から、そして、産地としては、四か所から。
やはり、産地が異なると、結構違いますね。
しっかし、
「ゆめぴりか」は、
タンパク値の制限をかけています。
つまり、
利用できる窒素肥料の量に制限をかけているわけです。
簡単に言うと、
窒素肥料が多いと、
たくさんとれて、
タンパク値が上がり、
そして 美味しくなくなる。
本当はそんなに単純ではありません。
タンパク質だけが美味しさの指標ではありませんが、
ごくごく一般的に言えば、
上記のように言えます。
「ゆめぴりか」は、
目標タンパク値があり、
それを上回ると、
「ゆめぴりか」としての流通はできません。
(名無しのごんべ ゆめぴりか と言うか、
なんちゃって ゆめぴりか と言うべきか、
そんな袋も流通しちゃっていますが (^_^) )
広~~~い、北海道でも、
そういうしばりのあるおかげで、
品質の幅に一定の枠があるわけです。
なんですが、
やっぱり、多少は違います。
味としては、それほどの差はありませんが、
お米の色目や癖が違います。
白濁が多くて、割れやすいところもあれば、
ほとんど白濁がなくて、普通に精米できるのもある。
昨年から今年にかけて、
「ゆめぴりか」 随分精米したので、
大分わかってきました。
さてせて、
平成24年度はどうなることでしょうか?
楽しみでもあり、
不安でもあります。