寒いですね、
市内の梅もやっと咲き出して、
桜祭りのときに、桜はあるのかな?
例年は、「まだ桜は残っているのかな?」と心配するのですが。
去年の今頃は、毎晩、一時二時まで精米してました。
それが二週間。
三月十四日、月曜日の朝から始まった、プチパニック。
最初は理由がわかりませんでした。
徐々に、
「スーパーの棚に米がない」という状況がわかって。
信じられないことに、ずらっと店の外まで人が並んで。
最初は、5kgずつ、でも、店内の販売できる状態の精米もなくなりそうで、
2kgにしてもらって、でも午後からはそれも無理。
お得意さんに迷惑をかけるわけにはいかないので、
お得意さん以外は、完全予約制に。
それが、数日続いて、
確か、木曜日か金曜日には、予約の受け付けも中止。
引き渡しが翌々週になってしまうので。
「お米は全く問題ありませんよ。
(玄米在庫を見せながら)こういう風にあるんです。
玄米の調整と精米が追いつかないだけなんです。
スーパーは、ほとんど在庫を持っていないので、
皆さんが一袋余計に買えば、それだけで
店頭から消えてしまいます。
ガソリン不足もあって、いったん、なくなってしまった
お米を慌てて月曜日になって卸に注文しても、
精米と発送が追いつきません。
数日たてば、スーパーだって、いつも通りに棚に並びますよ。
こんなに無理して予約しなくても大丈夫ですよ」
といくら説明しても、すぐに納得してくれる方ばかりではなく。
そりゃ、あまり深く考えたり、流通のことなど知らない方ならともかく、
定年過ぎのご主人に、
「かみさんに言われてきたんだ。どうにかならないか?」
と のたまわれた日には、
「あんた、いったい社会人として仕事してたんかい?」
と突っ込みたくなる気持ちを抑えて 平身低頭、対応してました。
なお、本人は平身低頭の心がけでしたが、
山の神に言わせれば、
「お客商売であることなど忘れて、明らかに、怒り顔だった」((>_<))
との厳しい指摘ももらいましたが。
他にも情けない話はいっぱい。
平成5年の米凶作の時もそうでしたが。
書くともっと切なくなるので、控えます。
でも、こういう経験をしてしまうと、
なかなか庶民を信じようとしない
政治家や行政の心の内もちょっとは理解できてしまう・・・かな?