お米にもアレルギーがあります。
小麦などに比べれば圧倒的に少ないですが。
原因は二つ考えられています。
1)でんぷん質の違い
2)たんぱく質
1)は、
コシヒカリ系統のお米はアレルギーが出やすく、
つまり、粘りのある最近のお米は
アレルギー反応を起こしやすく、
最近では作られなくなってしまった
古い品種ほど、アレルギーが出にくい、
というものです。
粘りのあるお米は、
でんぷん質がもち米に近く、
つまり、
アモロペクチンが多く、
アミロースが少ない。
一番、有名なのが
北海道の『ゆきひかり』です。
非常に生産量が少ない希少品種です。
2)のたんぱく質ですが、
アレルゲンとなるたんぱく質を化学処理で抜いた
加工米があるかと思います。
ところで、
最近、めっきり生産量の少なくなってしまった
『ササニシキ』も
コシヒカリ系統のお米に比べれば、
アレルギー反応のでにくいお米と
言われています。
でんぷん質の組成は、
それほどアミロースが多いわけではないんですが。
確かに、
コシヒカリのようなもっちり感はありません。
さらに、
新米より古米の方が良いと言われています。
当店では、
平成23年産の
無農薬・無化学肥料栽培のササニシキを
新米時期以降も在庫の許す限り
持ち続ける予定です。
まだ、ネット販売の準備は出来ておりませんが、
もし、
特にお子様のアトピーで、お米アレルギーが
ご心配の方がいらしたら、
是非、参考にしてみてください。