先日、テレビで大麦のレシピを放映。
麦飯以外の食べ方に興味があったので、
色々調べていたら、
「貧乏人は麦を食え」 にヒット。
子供のころから、このフレーズは聞いていて、
いかにもゴウツク政治家の失言、とばかりに思っていたが、
さにあらず。
これも、結局、マスゴミの仕業らしいと。
詳しくは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E5%8B%87%E4%BA%BA#.E8.AA.9E.E9.8C.B2
要は、高騰する生産者米価に対する池田蔵相の所見をただされ、
「所得に応じて、所得の少い人は麦を多く食う、所得の多い人は米を食うというような、経済の原則に副つたほうへ持って行きたいというのが、私の念願であります」
と答えたのを、マスゴミが
「貧乏人は麦を食え」
と見出しにした。
他にも
「正常な経済原則によらぬことをやっている方がおられた場合において、それが倒産して、また倒産から思い余って自殺するようなことがあっても、お気の毒でございますが、止むを得ないということははっきり申し上げます」
と答弁したところ、
新聞では
「中小企業の五人や十人自殺してもやむを得ない」
と報道。
勿論、政治家としての発言としてはもう少し言い回しを工夫した方が良いかとは思うが、なんらおかしいことは言っていない。
やはり、マスゴミのインパクトある見出しだけで刷り込まれていたら、どうしようもないんだな、という実感。
吉田拓郎の歌を思い出す。
「今日もまた見出し人間の群れが押し合いへし合い つつきあってるよ」
次は、本当に大麦のことを書きます。