いつも五分搗きのお客様、
先回、4.5分くらいの搗きあがりで、そのことをご説明していたので、
今回、
「四分も出来るんですか?」
とのご質問。
え~と、
分搗きは、三分・五分・七分というのが多いですが、
理屈を言えば、何分でも出来ます。
はぎ取るヌカ層の厚みだけの問題ですので。
ただし、
そんなに厳密には、うまくいきません。
米のヌカ層の硬さ・厚み、気温・湿度、
朝一番の冷たい状態の機械か、日中ずっと使っていて温まった状態か、
など、様々な要因で、
精米の具合が変わってきます。
米種ごとに、分搗き用のデータを記録していいますが、
その記録と記憶と当日の精米の具合を考えながら
分搗きの圧を調節します。
まさに、どんぴしゃ、というときは、
ですが、思ったより、搗けなかったり、搗け過ぎたり・・・
一応、
「プラスマイナス一分は、御容赦ください」
と御説明しております。