無農薬玄米・贈答米 てんち米店(天地米店)ブログ

五ツ星お米マイスターとあなたに合った美味しいご飯を探しませんか?

栄養・健康

「キッチンの新・常識」7

投稿日:

読売新聞の生活情報誌『りえーる』2013年2月号より

 

火を止めてからが調理の本番

 

おでんの練り物のように味のついている具材は15分間温める程度で十分

 

おでんやシチューなどは煮込めば煮込むほどおいしくなる、と思ってませんか?

実は煮込み料理は冷めていく間に具材に味がしみこみます。

水は温度が高くなるにつれ体積が増え、水蒸気になると格段に大きくなります。

加熱中は具材の中の水分が細胞を押し広げますが、火を止めると小さくなるので、その分、煮汁を吸いこんで味がしみるのです。

味をしみ込ませながら具材を軟らかくする時間を保つには、土鍋や保温鍋を利用するとよいでしょう。

 

 

 

 

 

 

-栄養・健康

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

「キッチンの新・常識」2

読売新聞の生活情報誌『りえーる』2013年2月号より   冷凍生野菜の活用法 生野菜は冷凍すると細胞がこわれるため、食感は若干損なわれます。 けれどもそれを逆手にとると、調理時間の短縮や味の …

no image

亜鉛の働き

亜鉛の9個の役割を上げたが、それぞれが個別に説明されるわけではない。 すべて、新陳代謝という基盤でつながっている複雑系。 新陳代謝とはつまり、細胞が分解・合成され生まれ変わることだが、そのプロセスの全 …

no image

私がごはん食をすすめる理由 5  パート2

「もっとお米を愉しむ 米スタイル」 Vol.7/2013年9月号(お米マイスターからお客様へお米ツウになる情報誌) より 私がごはん食をすすめる理由 5 フーズ&ヘルス研究所所長 幕内 秀雄 「糞」と …

no image

糖質制限食を巡る議論

ダイエットとか糖尿病対策のために、 低糖質食とか糖質制限食があります。   ダイエットは、簡単だけどリバウンドするというのはわかっていました。 なにしろ、余分な糖質は、筋肉と肝臓にグリコーゲ …

no image

体温を上げる食事8

雑誌『ESSE』の2010年12月号から(監修は齋藤真嗣医師) 鮭やエビに含まれている アスタキサンチンの抗酸化力にも注目   抗酸化力が強い食材というと、 緑黄色野菜のような植物をイメージ …