最近、近所のお米屋さんが廃業されました。
先代の時から、父親とも非常に懇意で
町内会での付き合いもあり、
一番近くのライバル店でありながら、
とてもよい関係でした。
当店が一番近所ということで、
お得意様には、当店をご紹介していただき、
大変ありがたいことだと思っております。
取り扱っている米の種類、
精米方法、米の扱い、
などなど、
やはりそれぞれの店の独自性があるので、
新しいお客様とのやり取りで
緊張感を楽しんでいます。
そんな中で、結構あるご質問が
「前は、この品種をその日に精米してもらっていたけど」
というものです。
当店では、
玄米で置いておき、
玄米・分搗き・白米、すべてに対応する品種と
精米にしておいて、量り売りをする品種の
二通りがあります。
慣行栽培のお米は、基本、精米量り売り。
無農薬・減農薬のお米は、
もみ混入の心配がない物は、
玄米での対応。
そうでない物は、やはり精米対応。
という風になっています。
ところで、
精米したて → 鮮度が良い
という世間の風潮があります。
もちろん、精米から日が浅い方が鮮度が良いのは当たり前です。
実際、鮮度の落ちがどの程度かと言えば、
正直、一か月くらいどうってことないと思っています。
(ちゃんと書くと、2~3週間でお使いください、となります (^_^))
ただし、保管の条件によります。
精米したてか、精米から数日たっているかを気にするよりも、
ご家庭での保管に気を付ける方が、
より大事だと思います。
買うまでは生鮮品、
買ってからは、乾物扱い
では、困りますね。