相変わらず、分搗きのご注文が多い。
玄米はヘビーで、ご家族に敬遠される場合もあるでしょうが、
分搗きなら、拒絶反応も少なく、手っ取り早く始められるからでしょうね。
分搗きは、その都度、仕上がりが微妙に変わるので、
毎回、勝負勝負!
まぁ、出来上がりの状態は置いといて、
今日は、分搗きによくあるパターンのお話。
「この前、五分搗きだったけど、ちょっと食べずらかった。
だから、三分搗きにして」
「えっと、三分搗きは、より玄米に近くなりますが・・・」
そうなんです。
分搗きの「数」が、たまに勘違いされています。
いつも使っている説明です。
精米の程度。
ヌカ層をどれだけはぎ取るか。
ヌカ層全体を十として、その十分の一が、一分。
従い、玄米は、ゼロ、白米は、十。
その間が分搗き。
数が小さくなるほど、ヌカ層が残り、玄米に近くなる。
大きくなるほど、白米に近くなる。
五分(ごぶ)は、どのみち真ん中ですからいいんですが。
これは、ずっと続きそうなネタです。
分搗き初心者の場合、注意しないといけません。