これもお客様との会話で良く出てくる話しです。
どれくらい水に漬けたらいいのか?
研いだ後、夏場は30分、冬場は一時間、炊飯前にお米を水漬けしてください。浸漬(しんせき)と言います。
実は、水温が低いほど、じっくり水を吸収できます。
芯まで水分を吸って、炊飯も良い結果となります。夏場は、氷を入れて水温を下げて、ゆっくりじっくり吸水させる裏ワザもあります。時間はかかりますが。
忙しい時は、お湯に漬けるという荒技もありますが、絶対避けた方がいいと思います。表面ばかり溶けたようで芯が残る炊き上がりになるかと。
お米は品種によっても吸水時間に差があります。ひとめぼれが早く、あきたこまちは遅いという調査結果を聞いたことがあります。
特に業務用炊飯は、粘りすぎるコシヒカリや吸水時間のかかるあきたこまちは避けた方が無難かと思います。
メニューにコシヒカリと書くと体裁はいいですが。
ただ、最近の炊飯器は浸漬時間が不要というのが多いので、注意が必要です。
最近と言っても、IH圧力が出てきてから随分たちますね。
炊飯器との兼ねあいは、また書きます。