あれから一年、
色々なことを思い出します。
初めてマンションの一階が揺れたこと、
12Fの自宅では、食器の三分の一が壊れたこと、
14日から二週間、夜なべ仕事で対応したこと、
通販が異常な売れ行きになって、量的制限をかけたこと、
今まで知らなかった放射能とお米について調べたこと、
自分が育った1960年代のひどさを初めて知ったこと、
ネットであまりにも両極端な情報が流れていること、
当店取扱いのお米、放射能検査で、きわめて低い下限値でも検出されずにほっとしたこと、
などなど。
被災地の復興はまだまだこれからです。
福島第一原発から200kg以上離れた地域のがれきですら、処理が進みません。
政治家もまともな説明をしません。
マスコミも、本当に必要な情報を提供しません。
もっともっと、一人一人が情報を集め、精査して、共有して、ただ安心したり煽動されないようにすることだと思います。
自分に出来ることはわずかですが、あらためてそういう意識でこれからも過ごしていきたいと思った一日でした。