雑誌『ESSE』の2010年12月号から(監修は齋藤真嗣医師)
食べる順番を工夫するだけで、
肥満や老化を軽減できる
空腹時に糖分の高いものを食べると、
血糖値が急激に上がり、
インスリンというホルモンが多量に分泌されて
余分な糖分を細胞に送り込みます。
ところが、
低体温で基礎代謝が落ちていると、
細胞に送り込まれた糖分を使いきれずに、
脂肪として蓄えてしまうのです。
これが太るメカニズム。
ですから、糖分の低い野菜から
魚・肉・ご飯・デザートと徐々に糖分を上げていく
懐石やフレンチのコース料理は
理にかなった食べ方なのです。
また、最近の研究で、
インスリンを多量に分泌することで
すい臓が疲労し、老化を早めることも
わかってきました。