雑誌『ESSE』の2010年12月号から(監修は齋藤真嗣医師)
よくかむことで満腹感も
基礎代謝もグンと上がる
よくかんで食べることは、
満腹中枢を刺激して満腹感が得られるため、
食べすぎを防ぎ、エネルギーの消費を促進されるほか、
胃腸の負担も和らげたり、
脳の海馬に働きかけて記憶力を向上させたりと、
そのメリットは数知れません。
また、よくかむことでいくつかの
重要なホルモンが分泌されますが、
そのなかには
体温アップに不可欠な基礎代謝を上げる
ホルモンも含まれています。
さらに、よくかむことで
食べ物が少しずつ体に吸収されるため、
急激な血糖値の上昇を抑制。
すると、
インスリンの分泌量も抑えるため、
結果的に肥満を防ぐ効果もあるというから
見逃せません。
ひと口当たり30回、
日々の食事で
しっかりとかむことを実践しましょう。